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March 30, 2008

リビングヒストリー再び

昨日は
きちんとしたアポ取もできており
相手もこころの準備ができている状態で
ビデオカメラを回しながらのインタビューでした

昭和7年生まれで
終戦を迎えたのは6年生
という方でした

疎開先の奈良で
墜落したB-29を見に行った
というエピソードが印象的でした

「あそこに飛行機が落ちたぞ!」
ということで
歩いて見に行かれたそうです

墜落した飛行機と
亡くなった黒人を目の前にしたらしく
「アメリカ人はこんなに黒いんだ」
「やっぱり鬼だ」
という感じのことを思ったそうです

もののない時代を通り越して
現在まで何を大事にされましたか?
という質問には

「人より多く時間をかけること
 人より多く頭を使うこと」
と即答されました

最後に
どうすれば日本が良い方向に向かうと思いますか?
という質問には

「三世代同居を復活させること」
という答えが返ってきました

とにかく
年輩者と時間と空間を共有することで
子どもたちが多くのことを学ぶはず
という意見でした

一時間半ほどのインタビューでしたが
年を重ね、結果を出している人の話を聞かせていただくと
なんともその人生の重みを感じることができました

「多く頭を使う」にはセンスがいるだろうなあ
とも思いましたが
そのセンスが抜群な方だったので
その息吹に触れられたことはとてもよかったと思いました

DVDとマインドマップと作文という
宿題は残されていますが
なんとか5月中には達成させたいです

リビングヒストリー公式HPはこちら
http://www.livinghistory.jp/

March 28, 2008

リビングヒストリー(ヒアリングに挑戦!)

先日行われた
「聞く技術」のセミナーの宿題のために
と思ってある方を尋ねてきました

本当は
キチンと依頼するための
打ち合わせのための
訪問だったんですが
諸事情で匿名にして欲しい
とのことで
個人的にお話を聞かせていただくことにしたんですね

支障のない程度に公表させてもらいます

岡山県総社市生まれの方で
終戦を迎えたのは
小学6年生のころだったそうです

小学2年生(1943年)のころまでは
近所で飴玉を買うことができたそうで
それ以降はお金を持っていっても
飴玉が買えなくなり
ものが不足してきたのを実感したそうです

4年生までは運動靴があり
4年生になると配給の地下足袋をはいていたとのこと

学童疎開で
神戸や大阪からたくさんの子供が
来ていたそうで
学校には子どもがあふれている状態
机やいすが足らなくなり
立見席での授業もあったようです

鉛筆や消しゴム、そして地下足袋などは
自分で管理しておかないと
すぐ取られてしまうそうです
体育の授業など外へ出るときに
机の上に文房具を出したままだと
きれいさっぱりなくなっている
というような感じだったようです

小学4年生では
学徒動員といったような
工場で働かされるようなことはなかったそうですが
小さな座布団をもって山へ出かけて行き
その座布団を肩にあてて
松の丸太を担がされたそうです

松脂(まつやに)を燃料にするために
松を運び出すのを
子どもにさせていたようです

天皇の誕生日にかかわるような
○○節といったような日には
大きな講堂に小学生を集めて
「日本大勝利!」
といったフィルムを見せられたとのこと

海軍記念日、陸軍記念日という日があって
現在の遠足のようなことをしていたようです

教育勅語や歴代の天皇陛下の名前を暗記させられ
東方礼拝というのもあったそうです

終戦を迎え中学に入って
一番びっくりしたことは
男女共学
だったようです

高校に入ると
自転車で岡山まで
映画を見に行くような余裕もあったようです
しかし
お金で食事をするという感じではなく
米を持っていって
おにぎりと交換してもらうというような
食事の仕方だったそうです

早稲田を目指し受験するも
もろくも不合格

理由は高校での
教え方のレベルが
都会と地方では全然違う
ということにあったそうです

一ツ橋予備校の早稲田受験のクラスに入って
最初のテストは360人中350番ほど
だったそうで
その違いをまじまじと見せつけられたそうです

特に都会の子の解法に学びメキメキと実力をつけ
2回目にして早稲田に合格したそうです


それからあれこれあったそうですが
ここでは書きませんね

自分ひとりで起業し
その地域では結果をだし
現在は隠居し息子さんに
その会社を受け継いでもらってる
という状態です


ご自身の子供時代と
今の子供たちとで
圧倒的な違いを感じるところは?

という質問に対しては
「今の子供は考えない」
という答えが返ってきました

与えられないとできない
という感じのことを言われました

自分で遊びを考えたり
自分たちでなんとかすることが
ほとんど無くなってきている
とのことでした

最後に
これからの時代を生き抜くために
大事にしなければいけないことは?

という質問に対しては

1:波風を恐れずに自分のやり方を貫くこと
2:人間としての資質を高めること
3:日本には長い長い歴史があること

ということを言われました

1:波風を恐れずに自分のやり方を貫くこと
ですが、
新しいことを学んでそれを生かして頑張ろうとすると
どうしても波風が立ってしまう
しかし
そこで歩みを止めてはいけない
波風が立つことを見越して
それを乗り切らないといけない
と言われました

2:人間としての資質を高めること
ですが
昔は学歴と人間としての資質が一致していた
ということを盛んに言われていました
高学歴なのにくだらない人間が多すぎる
しっかり変化に対応して
変化を見極める人間にならないといけない
という内容のことをいわれました

3:日本には長い長い歴史があること
ですが
ご自身は、寺社仏閣を巡るのがお好きなようで
平安時代、奈良時代から続くものが
各地にたくさんあるので
それを大事にすべきだとのこと
さほど有名でないお寺にも
素晴らしい仏像がある
明治維新のあとや終戦後に
立派な仏像が壊されたり、焼かれたりしたことを
ものすごく嘆かれていました
お寺や神社に行くと
そこにある秩序を感じてほしい
と言われた

なんとも
重みのあるそれらの意見に
ジーンときました

コンテンツ作りをしなけれないけないので
先日のセミナーの宿題としては
失敗に終わりましたが
個人的には
かなりいいお話を聞かせていただいた
と実感できました

きちんとした
リビングヒストリーも
明日アポ取りができています

しっかり
聞いてこようと思います

March 21, 2008

『その子育ては科学的に間違っています』國米欣明

たまたま本屋で遭遇した本です

以前ラジオで紹介されていたので
気にはなっていたんですが
平積みされていたので
買いました

僕が読む前に
妻が読んでしまったので
僕はざあっとしか読んでいませんが
妻は相当ショックを受けていました

子どもをどう育てるか?

というのは
子を持つ親として永遠のテーマだと思います

僕のように教師をしていると
その親の側にも寄り添わないといけない場面が
たくさんあるので
多くの書籍に向き合ってはいるのですが
この本は僕にも
色んな意味でショックでしたね


一番は
やはり欧米と30年くらいは遅れているなあ
ということです

まあ
日本の教育に携わるすべての人に読んで欲しいですね


考えたんですけど
任天堂とかに
子どもが自分をいかにマネージメントしていくか?
という発想のゲームを作ってほしいなあ

思いました

どうかなあ

しっかり読んで
また
感想を書きますね

March 11, 2008

未来を大切にする

今年度
二回目の日本史のレクチャーをしました


歴史を学ぶことにはどんな意味があるんだろう?
と自分なりに想いを巡らすことにしました

最近読んだ子育て本のなかに

子どもの写真を大事に取っておいて
ことあるたびに何度も家族で見返すといい

というようなことが書いてあった

どういう理由かというと

家族で過去の出来事を大事にしていることになるそうです

過去を大事にする子供は
自分の将来をとても大事にする

ということらしいです


おおおおお
なるほど
なるほど


と思いました



歴史の話になりますが

日本の過去を学ぶことは
同時に
日本の未来を学ぶことに
なるんだろうな


思ったわけです

まあ
教科書通りのレクチャーがほとんどですが
それでも
そこから子供たちが何かを感じてもらえればいいなあ

思っているのです


とはいうものの
70年サイクルの話とか
800年ごとに東洋と西洋の勢力が入れ替わるとか
普通じゃ話しないだろうなあ
っていうことも話しているわけでして・・・


将来の日本を背負うべき子どもたちに
自分が大人になったとき
どうこの日本を背負うのか?
そんなことを考えてほしい!

みたいなメッセージを発しています


歴史を学んでこそ
自分の未来を大切にできるのでは?

そんなことを
思いました

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